アドバンスドキャンセル回路

アドバンスドキャンセル回路とは

従来のキャンセル回路・外部ストロボ撮影と比較して1/3の撮影間隔、1.2倍の撮影枚数を可能にした(*1)回路機能です。
(*1)C-4040ZとD-2000の組み合わせにて、被写体まで0.8m、F1.8の絞りでのテスト結果。
  ニッケル水素電池:1,600mAh、液晶モニターON、HQモード、ISO 100相当固定時。

D-2000のアドバンスドキャンセル回路を使用したとき

アドバンスドキャンセル回路とは
 
 
 
カメラのコンデンサ
カメラの動作
1.内蔵ストロボのコンデンサに電気が残っている。
2.内蔵ストロボの充電時間が短くなる。
3.次の撮影までの待ち時間が短くなる。
4.電池の寿命が長くなる為、撮影枚数が増える。
 

*他社の従来製キャンセル回路に比べ、アドバンスドキャンセル回路を搭載したD-2000だと、約7.2秒→2.1秒(CAMEDIA C-5050の場合)、約8.0秒→2.7秒(CAMEDIA X-2の場合)に撮影間隔が短縮されます。(F5.6、被写体まで30cm、内蔵ストロボを遮光した場合)


従来のキャンセル回路の問題点とは

従来のプレ発光キャンセル回路を使用した時

従来のキャンセル回路の問題点
 
 
 
カメラのコンデンサ
カメラの動作
1.内蔵ストロボのコンデンサが放電してしまう。
2.内蔵ストロボの充電時間が長くかかる。
3. 次の撮影までの待ち時間が長くなる。
4. 電池の寿命が短くなる為、撮影枚数が少なくなる。
 

*アドバンスドキャンセル回路を採用しているストロボは、D-2000以外にZ-330、D-200、Z-240、D-180、D-180Sのイノン製ストロボです。
*この概念図は、マリンスノー現象を少なくする為に、カメラ内蔵ストロボ(図A,C)を、黒いテープ等で 遮光しています。
*撮影距離0.5~1m(水中)で、カメラの絞りは開放に近いほど、アドバンスドキャンセル回路の効果が現れます。
*距離・絞りが極端に異なる場合は、概念図の形が異なることがありますが、基本的動作は同じです。
*このアドバンスドキャンセル回路のシステムは日本、およびに米国において特許出願中です。