軽量・コンパクトな超精密鋳造アルミボディ
幅178mm×高さ158mm×奥行き116mm(ファインダー等の突起物含まず)のコンパクボディは、軽量化を追求した耐腐食性アルミニウム合金の超精密鋳造。機械加工では不可能な薄肉でかつ複雑な形状や、曲線を多用したデザインを可能としています。
水中ハウジングであることを感じさせない、考え抜かれた操作系レイアウト
キヤノンEOS 50D/40Dにて水中撮影を行う上で必要とされるボタンとダイヤルを網羅しているだけでなく、操作性も追及しています。特に右手側は、シャッターに指をかけた状態のままで、水中でのマニュアル撮影に必須な絞り値とシャッタースピードの一連の設定動作がストレスなくできるように、ハウジング本体のグリップを握ったまま各ダイヤルに指が届く設計になっています。
さらに、鋳造のデザイン性を生かして、右手親指はモノをしっかり握った時に自然に来る位置にレイアウト。自然な使い勝手を実現するのに大きく貢献しています。また、女性など手の小さな方でもハウジング本体を握れるよう、ハウジング右上に親指掛けを設けました。
実績のある"S-TTL"オートストロボシステムに完全対応
従来の電気コネクタのような水漏れトラブルがない光Dコネクタを4個、標準装備。構図を決めシャッターを押すだけで適正露出になる、"S-TTL"オートストロボ撮影が4灯で行えます。大光量の多灯撮影時にも発光量調節はストロボに任せ、撮影意図や構図に集中することができるのです。
従来のニコノス電気コネクタ(X接点のみ)も2個、増設でき、手持ちのストロボ資産も生かせます。
選べる4種類のファインダー装着モデル。購入後の換装も自由自在
ファインダー像の小さなデジタル一眼レフカメラで、マスク越しの水中撮影を行なうには、「マスク越しでもファインダー像のケラレがなく」、「ファインダー像が大きい」ファインダーが必要。ピントや構図の確認を正確に行うために無くてはならない機能です。
イノンでは機能の異なるファインダーユニット4種類をラインナップ。あらゆるニーズに対応可能。X-2付属の専用工具でユーザー自身がファインダーユニットを交換できるので、被写体や撮影シーンに合わせてレンズを選ぶように、ファインダーもお選びいただけます。また、持ち運び時にファインダーユニットを取り外せば、かさばることもありません。
ストレートビューファインダーユニット
45°ビューファインダーユニット
ピックアップファインダーユニット2
ファインダーウインドウユニット
各ファインダーによる使用イメージ
超マクロからフィッシュアイまで対応するポートラインナップ
対応するポートは、キヤノン社「EF-S 60mm F2.8マクロ USM」や、トキナー社「AT-X 107 DX Fish Eye」など、マクロからフィッシュアイまで、あらゆる撮影に対応可能。ドームポートを含め全てのポートレンズに光学レンズ(マルチコーティング済み)を使用、EOS 50D/40Dの高画質をあますことなく生かせます。
磁石の引き合う力を利用し、軽いトルクでレンズ筒部を回転させる操作でピント合わせが可能なMRSポートシリーズと組み合わせれば、陸上フォーカスとおなじフィーリングでピント合わせが可能です。