■ワイドコンバージョンレンズ UWL-100 Achromat Type1/Type2
[生産終了]
●水中では最大100.5° の超ワイド撮影、陸上では最大158.35° のフィッシュアイ(魚眼)撮影が可能。
●極めて広い画角を確保すると同時に、最短撮影距離の短縮をも考慮した光学設計によって、ワイドマクロ撮影にも威力を発揮します。
●「ドームレンズユニットII for UWL-100」を組み合わせて、水中でも最大画角131.6°のセミフィッシュアイ撮影が可能となります。
●光学系には色収差の低減に効果的なアクロマートレンズ(色消しダブレット)を含む、コーティングが施された4群5枚構成を採用。各収差を良好に抑え、マスターレンズの性能を引き出します。
●取り付け部規格には、汎用性の高い、ねじ込み式の「M67マウント」を採用。
●取り付けねじ位置の異なる2タイプ(Type1とType2)を用意。限界までマスターレンズの性能を引き出す組み合わせが可能です。
*Type1とType2の変更をご希望の場合には、有償にて承ります。
●M67レンズリングを装備したハウジングには、直接ねじ込んで取り付けます。M67レンズリングを装備していないハウジングには、専用設計された「M67マウントベース」を介して取り付けできます。
サンプル画像
なぜ水中アタッチメントレンズにこだわるのか?
現在市販されている陸上用コンバージョンレンズ、特にワイドコンバージョンレンズを水中で使用する場合、ドームポートを用いた防水を行う事となります。水中のドームポートはそれ自体が凹レンズとして働きますので、結果として、完成された光学系の前に全く無関係なレンズを置いた状態となってしまうのです。具体的には、最短撮影距離が伸びる、画面周辺部が流れるといった、明らかな撮影条件の変化/画質の劣化を引き起こします。勿論、収差の補正など望むべくも無い状態です。さらに、陸上用コンバージョンレンズを収めるドームポートのレンズが、ブロー成形(風船を膨らます様なガラス/プラスチック等の成形法)の様な、面精度を管理出来ない方法で製造されている場合には、まさに波打った凹レンズを光学系の前に置いた様な物で、高品質の画像を得ることは難しいと思われます。
その点、レンズが直接水に触れる防水式のコンバージョンレンズでは、一番外側のレンズを含め、全てのレンズを光学設計する事が可能です。加えて、全てのレンズを高品質な素材/成形法にて製造する事により、上記、陸上用コンバージョンレンズとドームポートの組み合わせで発生する不具合を全て解消する事が出来るのです。
水中アタッチメントレンズにこだわる理由、お分かり頂けましたでしょうか?
【ワイドコンバージョンレンズをご利用の際の一般的な注意】
* 使用ハウジング、撮影距離、画角等の撮影条件によっては、内蔵フラッシュ光がレンズにケラレますので、外部ストロボを使用しない場合は、自然光のみでの撮影を行い、カメラ内蔵フラッシュを「発光禁止」に設定することをお勧めします。
* カメラのズーム位置はワイド端にセットしてご使用下さい。ケラレが発生する場合には、撮影後にケラレをクロップするか、ワイド端から最小限必要なだけズームしてご使用下さい。この状態にて最良の画質および効果を得ることができる様、本製品は設計されています。