投稿時間:04/10/08(Fri) 20:58 (No.57)
タイトル:新開発“S-TTL”オートストロボD-2000発売のお知らせ
ご好評頂いております、イノン「D-180」の後継ストロボとして、デジタルカメラシステムでの完全オート撮影を実現する、新開発『“S-TTL”自動調光モード』の搭載や、13段階マニュアル光量調節機能、ガイドナンバー20への光量アップ等、大幅な機能向上を行なった「D-2000」を発売致します。
・水中“S-TTL”オートストロボ「D-2000」 10/22 発売予定、\49,800-[税抜] / \52,290-[税込]
「D-2000」製品画像
製品の主な特徴 [弊社「D-180」との相違点を中心に記述]
●新開発『S-TTL 自動調光モード』を搭載。プレ発光1回タイプのデジタルカメラをご使用の場合には、従来「D-180」で必要であった絞り値のカメラ側への設定無しに、いわゆる“TTLオート”撮影が可能となります。「D-180」の『外部オート』では難しかった、(絞り値、ISO感度共に表示されない)入門用のデジカメであっても、基本的にカメラメーカーを問わず自動調光を行なう事が出来るのです。
●Full発光時のガイドナンバーは『20 [陸上値、ISO100・m]』(「D-180」の『18』より約 30% の光量アップ)、マニュアル発光時の光量調節は『1/2EV.刻み』で『13段階 』(「D-180」では『1〜2EV.刻み』で『4段階』)に、それぞれ大幅に機能アップ。大光量から細かく光量制御可能ですので、プロフェッショナルな撮影用途にも余裕で対応します。
●「D-180」で実績のある、従来の『外部オート調光モード』も搭載。絞り値設定も「D-180」と同じ『1/4EV.刻み』『24段階(f/1.4+1/2EV.からf/11+1/4EV.まで)』対応。プレ発光を行わないデジカメでの撮影時の光量調節や、2灯使用時の微妙な光量バランス調節も、「D-180」と同様、自由に、そして簡単にコントロール可能です。
●フィルムカメラで一般的なストロボ自動調光方式である、従来の『TTL 自動調光モード』を搭載(光接続時のみ)。イノン「X1シリーズ」ハウジングや「光コンバーターTTL」と『光ケーブル』を使って接続した場合には、従来の“TTL自動調光”を行なう事さえ可能です。
●イノン「Z-220」に採用された『電圧安定化回路』を搭載(「D-180」には未搭載)。大容量ニッケル水素充電池への対応はもちろん、“オキシライド電池”(*1)や、“リチウム電池(1.5V)”を使用する事も出来ます。
●ストロボ光の照射角を広げ、光質をソフトにするだけでなく、複数の光量を選択可能、さらに、カメラメーカー/機種ごとに異なる、最適なストロボ光の“色調”をも選択可能な新『拡散板システム』に対応(オプションパーツ)。
●暗い水中で確実に被写体を照らし、確実なピント合わせやストロボの光軸調整をサポートする、『シャッター連動・自動消灯フォーカスライト』ももちろん搭載。ライト光の画像への写り込みはありません。さらに、イノン「X1シリーズ」ハウジングや「光コンバーターTTL」と『光ケーブル』を使って接続した場合には、(「D-180」では不可能であった)シャッター半押しに連動しての『フォーカスライト点灯開始』も可能となりました。
●『T型ツインフラッシュ構造による100°x100°の円形配光』、『最短約1.8秒のリサイクルタイム』等、ストロボとしての圧倒的な基本性能はもちろん、『クリアフォトシステム』や『アドバンスドキャンセル回路』(※外部オート及びマニュアル発光時に有効)等、先進の機能も「D-180」と同様に搭載。ハウジング周囲のゴミ(カメラ内蔵フラッシュ光反射)に影響されない、クリアな水中画像が撮影可能となります。
(*1) オキシライド電池では、使用開始直後の電圧が1.7V以上あります。通常のフラッシュ発光(閃光)は、高い電圧の状態で全く問題なく使用可能です。 但し、本製品内蔵の「フォーカスライト」を、高い電圧の状態で直ぐに点灯させると、(フォーカスライトの)キセノン電球の寿命が短くなってしまいます[オキシライド電池のパッケージに同一の注意表記(『「豆球式ライト」で豆球寿命が短くなる』)あり]。 これを防ぐ為、オキシライド電池を使用する場合、本製品内蔵の「フォーカスライト」は、通常のストロボ発光を20回以上(Full発光の場合)行った後、オキシライド電池が通常の電圧に下がってから、ご使用下さい。
「D-2000」の製品仕様等詳細につきましては、下記関連ページをご参照ください。
●「デジカメ対応S-TTLオートストロボ D-2000」 http://www.inon.co.jp/product/strobe/d2000.htm
●「デジカメ対応S-TTLオートストロボ D-2000 主な仕様」 http://www.inon.co.jp/product/strobe/d2000_spec.htm
●「“S-TTL”のしくみ説明」 http://www.inon.co.jp/product/feature/sttl.htm
●「新『拡散板システム』」 http://www.inon.co.jp/product/strobe/diffuser.htm
●「D-2000 システムチャート図」 http://www.inon.co.jp/product/system-chart/D2000_system_chart.pdf
以上、どうぞ宜しくお願い致します。
2004年10月8日
有限会社イノン
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