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投稿時間:19/03/15(Fri) 17:41 (No.523)
タイトル:『ストレートビューファインダーユニットII for X-2』の発売について

「X-2」ハウジングに対応する、新型の『ストレートビューファインダーユニットII for X-2』と、別売オプションの“視度補正レンズ”を、2019年3月23日(土)に発売いたします。


・『ストレートビューファインダーユニットII for X-2』
 --2019年3月23日(土)発売
 --\68,000-[税抜] / \73,440-[税込]
 --JANコード:456212143 920 7

・『視度補正レンズ[+1.5D] for STVF-II』
 --2019年3月23日(土)発売
 --\5,800-[税抜] / \6,264-[税込]
 --JANコード:456212143 922 1


「ストレートビューファインダーユニットII for X-2」製品画像



「ストレートビューファインダーユニットII for X-2」5面画像



「X-2」ハウジング装着例



「視度補正レンズ[+1.5D] for STVF-II」製品画像



●「ストレートビューファインダーユニットII for X-2」の特徴

・フルサイズデジタルカメラのファインダーに対応する新型ストレートビューファインダー。

・高性能大型プリズムを採用し、ガラス硝材を最適化することで、カメラのファインダー像の隅々まで、より明るく、よりクリアに見ることができます。
 従来にない明るさを備えたファインダーは、暗い水中でも快適に、緻密なピント合わせを可能とします。

・視野角がより広角な、フルサイズデジタルカメラのEVF(電子ビューファインダー)をも光学設計に盛り込んでいるので、ファインダー像の四隅が暗くなったり、
 ボケて見えるようなことはありません。

・カメラのファインダー倍率は陸上と同じまま(倍率1.0倍)、水中アイポイントを「60ミリ」へ延長しているので、マスク越しでもケラレることなく視認可能。

・耐蝕アルミ合金とFRP(強化プラスチック)のハイブリッドボディで、小型軽量化と高強度化を両立。

・従来のイノンビューファインダーと同様のマウント規格。

 『ストレートビューファインダーユニットII for X-2』主な仕様
  -寸法(マウント部を含む):    101.8mm(全長)×72.2mm(全幅)×74.0mm(高さ)
  -重量:             305g(陸上)
  -実用耐水深:          75m
  -本体材質 / 表面処理:      光学ガラス、耐蝕アルミ合金、PC、POM等


●「ストレートビューファインダーユニットII for X-2」対応機種

・X-2 for EOS10D 〜 EOS80D、X-2 for EOS6D


●各種ファインダー別の使用イメージ


画像左:ファインダーウインドウ(防水ガラスのみ。倍率は変りませんが、マスクをしているので画面四隅まで見渡すことができません)
中央 :ピックアップファインダー(倍率を縮小してアイポイントを確保しているので、像自体が小さくなります)
画面右:ストレートビューファインダー、および45°ビューファインダー(等倍のままアイポイントを延ばしているためマスク越しでもケラレはありません)


■「視度補正レンズ[+1.5D] for STVF-II」の特徴

・「ストレートビューファインダーユニットII for X-2」の別売オプション。

・カメラのファインダー視度調整範囲を超えて遠視や老眼の方に、調整範囲を「+1.5D」シフトする視度補正レンズ。

・ストレートビューファインダーのマウント側の穴へ落とし、付属工具で締めて固定します。(水中での着脱不可)


 『視度補正レンズ[+1.5D] for STVF-II』主な仕様
  -寸法(マウント部を含む):    φ14.5mm(外径)×9.0mm(全長)
  -重量:             2g(陸上)
  -本体材質 / 表面処理:      光学ガラス、耐蝕アルミ合金



-----老眼の方へ。上手な視度調整の仕方-----

陸上は明るいので、目の瞳孔は絞られており、被写界深度が深い状態です。
この状態でカメラの視度を合わせても、被写界深度内でセットしているだけであり“ジャスピン”ではありません。

これに対し暗い水中に入ると、瞳孔(絞り)は徐々に開いてゆき、被写界深度が浅くなり、結果的にピント調整機能が衰えた老眼の方はファインダー像が見えなくなります。
個人差や年齢にもよりますが、暗順応で瞳孔が開くまで15分前後かかります。

水中より暗い陸上の部屋で、かつ瞳孔が開くまで15分ぐらい待ってから、カメラのファインダー視度を合わせれば、そこが“ジャスピン”となり、
暗い水中で瞳孔が開いてもピントを合わせらることができます。

これらを検証した上で、高価となる水中での視度調整機能は必要ないと判断し、発売するに至りました。

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以上どうぞ、よろしくお願いいたします。


2019年3月15日

有限会社イノン









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