投稿時間:18/12/27(Thu) 15:02 (No.515)
タイトル:『X-2 for GX7MK3』の発売について
パナソニック デジタル一眼カメラ LUMIX GX7MK3(*1)対応の、軽量アルミボディハウジング「X-2 for GX7MK3」を発売いたします。
・「X-2 for GX7MK3」 --2018年12月29日(土)発売 --\200,000[税抜] / \216,000-[税込] --JANコード:456212143 900 9
「X-2 for GX7MK3」製品画像(正面)
「X-2 for GX7MK3」製品画像(背面)
(*1) カメラ/レンズの詳細に付きましては、パナソニック株式会社にお問い合わせください。 なお、弊社では日本仕様のカメラに基づいて製品の適合性検証を行っています。
■ 製品の主な特徴
● パナソニックGX7MK3対応ハウジング
パナソニック「GX7MK3」は、ソリッドスクエアボディに多彩な機能を搭載したマイクロフォーサーズ規格のミラーレスカメラ。 20M Live MOS センサー搭載、定評のある4K動画、ボディ側5軸×レンズ側2軸を組み合わせた手ブレ補正「Dual I.S.」、高感度撮影ISO25600、フラッシュ同調速度1/200など、高い基本性能を備えつつも、超コンパクト&リーズナブル。 水中世界を表現するのに人気のあるフィッシュアイ、マクロレンズのラインナップが揃っていることと相まって、水中撮影に非常に適したカメラです。
「X-2 for GX7MK3」主な仕様 http://www.inon.co.jp/cgis/news/img/X-2forGX7MK3_Specification.pdf
● 堅牢な耐腐食性アルミ合金ボディ
ハウジングのボディは、軽量かつ堅牢な耐腐食性アルミニウム合金を採用。 過酷な水中環境に耐える信頼性と耐久性、高水圧下においても変わらぬ操作性を実現。 フロントボディはアルミブロックからの削り出し、リアボディは超精密鋳造。 製造方法を分けることで、「形状」「水中重量」「強度」をバランスよく設計しています。
● W168 x H116 x D80mmのコンパクトサイズ イノン「X-2 for GX7MK3」は、コンパクトなカメラ外観のイメージそのまま、W168 x H116 x D80のコンパクトサイズに仕上げました。 コンパクトながら、信頼と実績あるX-2ハウジングと同等の安全基準を採用し、極めて高い防水性、耐久性を誇ります。
ハウジングの開閉機構には、新開発のロックダイヤルを採用。ハウジングのコンパクトさを損なうことなく、簡単・確実な開閉を可能としています。
ハウジングへのカメラ取り付けは、イノンX1-Zから採用されている三次元ガイドシステムを採用。カメラに余分なアクセサリーを追加する必要がなく、ただ置くだけで簡単・確実に固定することができます。 また、フロントボディを薄く、リアボディを奥行きある形状としました。カメラ着脱の際にカメラ本体をしっかりとホールドすることができるので、ストレスなくカメラを取り付け、取り外しすることができます。
● 直感で扱える操作レイアウト
パナソニック「GX7MK3」は、絞り値、シャッタースピード、露出補正などが即座に操作できるように、それぞれにダイヤルが割り当てられています。 「X-2 for GX7MK3」ハウジングは、それらのダイヤルの操作性を損なわないように、陸上でカメラを扱う際と同じく同軸上に配置し、ハウジングを握った状態で無理なく操作できる位置関係としました。 大型で軽いストロークのシャッターレバーとあいまって、直感的で極めて快適に撮影できます。
● 超マクロからフィッシュアイまで対応するポートラインナップ ハウジングの小型化に合わせ、ポートも小型化した新規格をラインナップ。マクロ、ワイド、虫の目撮影など多彩なレンズに対応します(*2)。 マクロレンズは、被写体から離れて大きく写すことができる「LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm」、被写体に接近してクリアに撮影できる「LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH.」の2種類が対応。 フィッシュアイレンズ「LUMIX G FISHEYE 8mm / F3.5」が対応するほか、標準ズームレンズ「LUMIX G VARIO 14-42mm / F3.5-5.6 II ASPH.」は、水中で多彩なコンバージョンレンズを着脱可能、コンパクトデジタルカメラのような運用ができます。
画像左 :「LUMIX G VARIO 14-42mm / F3.5-5.6 II ASPH.」 + 「UWL-H100 28M67 Type2」ワイドコンバージョンレンズ 画像中央:「LUMIX G VARIO 14-42mm / F3.5-5.6 II ASPH.」 + 「UFL-M150 ZM80」水中マイクロ魚眼レンズ 画像右 :「LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH.」
(*2) 「X-2 for GXMK3」対応ポートは、他「X1」「X-2」ハウジングのポートと取り付けネジ規格が異なり、互換性はありません。
● 磁力で操作する新型MRSポート
「LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.」、「LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.」の2つのマクロレンズには、イノン伝統の、磁力で操作するMRS(マグネティック・ロータリー・システム)でフォーカシングが可能。 今回、小型化されたハウジングに合わせ、このMRS機構も新開発。遊びやガタツキがなく、今まで以上にシームレムでトルクレスなフォーカシングを実現しています。
● 赤色LED&ブザーで知らせるリークセンサー
ハウジング内への水の浸入を検出し、警報で知らせてくれる、リークセンサー回路を標準装備。万が一浸水した場合には、ハウジング上端にある赤色LEDが点滅し、同時にブザー音が鳴ります。
■ 「X-2 for GX7MK3」レンズ対応について
・「X-2 for GX7MK3」レンズ対応 http://www.inon.co.jp/cgis/news/img/X-2forGX7MK3_SystemTable.pdf
・「X-2 for GX7MK3」レンズチャート http://www.inon.co.jp/cgis/news/img/X-2forGX7MK3_SystemChart.pdf
・「X-2 for GX7MK3」コンバージョンレンズ対応 http://www.inon.co.jp/cgis/news/img/X-2forGX7MK3_SystemTable_ConversionLens.pdf
・「X-2 for GX7MK3」対応ポート、ギア/磁石リングセットの発売について http://www.inon.co.jp/cgis/news/wforum.cgi?no=516&reno=no&oya=516&mode=msg_view&page=0
■ 撮影例
--被写体 :フリソデウオ --撮影機材 :パナソニックGX7MK3、LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH.、Z-330ストロボ×2灯 --撮影パラメータ :マニュアル露出(F16、1/25、ISO400)、Z-330(マニュアル発光) --撮影者/撮影地 :服部亮@INON/大瀬崎湾内
--被写体 :オニカサゴ --撮影機材 :パナソニックGX7MK3、LUMIX G VARIO 14-42mm / F3.5-5.6 II ASPH. / F2.8 ASPH.、UFL-M150 ZM80、Z-330ストロボ×2灯 --撮影パラメータ :マニュアル露出(F20、1/6、ISO1600)、Z-330(マニュアル発光) --撮影者/撮影地 :服部亮@INON/熱海ビタガ根
--被写体 :洞窟 --撮影機材 :パナソニックGX7MK3、LUMIX G VARIO 14-42mm / F3.5-5.6 II ASPH. / F2.8 ASPH.、UWL-H100 28LD、ドームレンズユニットII for UWL-H100、Z-330ストロボ×2灯 --撮影パラメータ :マニュアル露出(F5.6、1/20、ISO1600)、Z-330(マニュアル発光) --撮影者/撮影地 :服部亮@INON/熱海小曽我洞窟
--被写体 :ウミウシカクレエビ + ウデフリツノザヤウミウシ --撮影機材 :パナソニックGX7MK3、LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm、UCL-67 LD、Z-330ストロボ×2灯 --撮影パラメータ :マニュアル露出(F13、1/40、ISO800)、Z-330(マニュアル発光) --撮影者/撮影地 :服部亮@INON/大瀬崎湾内
以上、どうぞ宜しくお願いいたします。 2018年12月27日
有限会社イノン
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