投稿時間:11/09/22(Thu) 20:53 (No.330)
タイトル:デジタル一眼レフカメラハウジング『X-2 for EOS60D』発売について
大変ご好評いただきました「X-2」ハウジングのニューモデルとして、 キヤノンデジタル一眼レフカメラEOS60D(*1)対応の、軽量鋳造ボディハウジング「X-2 for EOS60D」を発売いたします。
・「X-2 for EOS60D FW (ファインダーウインドウ仕様)」 --2011年10月発売予定 --\243,500-[税別] / \255,675-[税込] --JANコード:456212143 662 6
・「X-2 for EOS60D PF2 (ピックアップファインダー2仕様)」 (*2) --2011年10月発売予定 --\251,000-[税別] / \263,550-[税込] --JANコード:456212143 661 9
・「X-2 for EOS60D 45VF (45°ビューファインダー仕様)」 --2011年10月発売予定 --\286,000-[税別] / \300,300-[税込] --JANコード:456212143 660 2
・「X-2 for EOS60D STVF (ストレートビューファインダー仕様)」 --2011年10月発売予定 --\275,000-[税別] / \288,750-[税込] --JANコード:456212143 663 3
・「X-2 for EOS60D FL (ファインダーレス仕様)」 (*3) --2011年10月発売予定 --\237,000-[税別] / \248,850-[税込] --JANコード:456212143 664 0
「X-2 for EOS60D」製品画像(正面)
「X-2 for EOS60D FW (ファインダーウインドウ仕様)」製品画像(背面)
「X-2 for EOS60D PF2 (ピックアップファインダー2仕様)」製品画像(背面)
「X-2 for EOS60D 45VF (45°ビューファインダー仕様)」製品画像(背面)
「X-2 for EOS60D STVF (ストレートビューファインダー仕様)」製品画像(背面)
「X-2 for EOS60D FL (ファインダーレス仕様)」製品画像(背面)
(*1) デジタル一眼レフカメラ「EOS 60D」の詳細につきましては、キヤノン株式会社にお問い合わせください。 なお、弊社では日本仕様のカメラ/レンズに基づいて製品の適合性検証を行っています。
(*2) オプションファインダー中、“ピックアップファインダー2”につきましては、 「X-2 for EOS30D」以前のモデルに対応した旧製品 「ピックアップファインダーユニット for X-2」をそのまま共用する事はできません。 この場合、カメラ本体側ファインダーに取り付ける“カメラ側モジュール”の交換で、 「ピックアップファインダーユニット2 for X-2」相当品にアップグレード可能です。 詳細は、弊社製品販売店、あるいは弊社にお問合せください。
(*3) 既にイノンファインダーをお持ちの方向けの仕様です。
■ 「X-2 for EOS60D」概要 ■
キヤノン「EOS 60D」は、約1800万画素のCMOSセンサー(APS-Cサイズ)と高性能映像エンジンDIGIC 4、 オールクロス9点AFセンサーによる高精度なAFなど、本格的な性能を備えたデジタル一眼レフカメラです。 また、テレビや映画などの映像業界でも採用されているEOSムービーを搭載し、 高画質なフルハイビジョン(1920×1080画素)で、映像記録が可能です。
この「EOS 60D」専用に開発された「X-2 for EOS60D」ハウジングは、 『一瞬を逃さない』をコンセプトとしています。 前モデルの「X-2 for EOS50D/40D」の『水中であることを感じさせない操作系レイアウト』は継承しつつ、 プロカメラマンにも開発に参画していただき、水中で直観的に操作できるデザインを追求しました。 さらに、S-TTLストロボ、ビューファインダー、MRSポート、LEDライト、豊富なアーム類など、 ハウジングと一緒に使う水中撮影機材とトータルで自社展開し、 決定的なシャッターチャンスを逃さない水中カメラシステムを提案しています。
■ 製品の主な特徴 ■
● 軽量・コンパクトな超精密鋳造アルミボディ ハウジングのボディは、耐腐食性アルミニウム合金の超精密鋳造によって製造。 削り出し加工だけでは不可能な、薄肉でかつ複雑な形状や、曲線を多用したラウンドフォルムを可能としています。 さらに、軽量かつ堅牢なアルミニウムボディは、過酷な水中環境に耐える信頼性と耐久性、高水圧下においても変わらぬ操作性を実現。 「デザイン」「水中重量」「強度」を、高次元で融合しています。
● シャッターチャンスを逃がさない操作系レイアウト 鋳造の自由度の高いデザイン性を生かして、スムーズな撮影を実現するための様々な工夫がなされています。 小さな力でもハウジング本体をしっかりホールドできるよう、右手親指と中指の掛かりがよい形状にデザイン。 人差し指はシャッターレバーに自然に掛かり、滑らかにシャッター操作ができます。 さらに、ファインダーを覗いたままで、絞り値とシャッタースピードの変更がストレスなくできるように、 ハウジング本体を握ったまま各ダイヤルに指が届くようレイアウト。 キヤノンEOS 60Dにて水中撮影を行う上で、必要とされるボタンとダイヤルの操作を網羅しているだけでなく、 撮りたい瞬間を逃すことがないよう、操作性も追及しています。
*『一瞬を逃さない』のコンセプトのもと、 液晶モニターを見ながらカメラの設定をする「クイック設定ボタン」「マルチコントローラー」や、 「サブ電子ダイヤルロック解除ボタン」は操作できない仕様になっています。
● 実績と信頼の防水設計 ボタンやダイヤル・レバーは、アルミニウム合金製のハウジングのボディに直接取り付けるのではなく、 真ちゅう製の軸受けを介して取り付けています。 ボタンの摺動、ダイヤル・レバーの回転が、アルミニウム合金を摩耗させ、防水性を損なうことがありません。 万が一、軸受けなどが摩耗しても、最小限のパーツ交換でリフレッシュできます。 ボタンやダイヤル・レバーの防水には、ハウジングボディ合わせ面と同じ含油タイプのイノン黄色O-RINGを使用し、 グリス切れによる浸水を抑制します。さらに、太めのサイズを選択し、防水性を高めています。 回転するダイヤル・レバー部には、ダブルO-RINGを採用し、安定した回転と、高い防水性を維持します。
● S-TTLオートストロボシステムに完全対応 外部ストロボとの接続には、水漏れトラブルのない光Dコネクタを標準装備。 「L型光Dケーブル」を直接差し込むだけの簡単セッティングで、「S-TTL」オートストロボ撮影が可能となります。 S-TTL自動調光システムの精度のよさを発揮させるには、内蔵フラッシュの閃光を効率よく光ケーブルに伝達することが重要です。 ハウジング内部のミラーが、カメラ内蔵フラッシュ光を的確に光Dコネクタに導き、安定したS-TTL調光精度を実現します。
● 換装可能な4種類のファインダーをラインナップ 機能の異なるファインダーユニット4種類をラインナップ。あらゆるニーズに対応可能。 X-2付属の専用工具でユーザー自身がファインダーユニットを交換できるので、 被写体や撮影シーンに合わせてレンズを選ぶように、ファインダーもお選びいただけます。
● 超マクロからフィッシュアイまで対応するポートラインナップ ポートは、「EF-S60mm F2.8 マクロ USM」「EF100mm F2.8Lマクロ IS USM」などのマクロレンズ、 最新のフィッシュアイズームレンズ「EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM」ほか、多彩なレンズに対応。 ドームポートを含め全てのポートレンズに光学レンズ(マルチコーティング済み)を使用。 EOS 60Dの高画質をあますことなく活かせます。 マクロレンズのフォーカス操作には、磁石の引き合う力を利用して軽いトルクでレンズ筒部を回転させる、 イノンの独自の「MRS(マグネティック・ロータリー・システム)ポート」を採用。 陸上フォーカスと同じフィールングでピント合わせが可能です。 もちろん、「水中マイクロセミ魚眼リレーレンズ UFL-MR130 EFS60」にも対応し、水中虫の目レンズによる動画撮影も可能です。
■ 「EF-S60mm F2.8マクロUSM」専用ポートとのセット販売について ■
「X-2 for EOS60D」で水中デジタル一眼撮影を始められる方を対象に、 扱いやすいマクロレンズ「EF-S60mm F2.8マクロUSM」の専用ポートである下記2製品について、 「X-2 for EOS60D」と同時にご注文いただいた場合に限り、 在庫限りのセット特別価格でご購入いただけることといたしました。
・「MRS60ポート」 --通常価格: \32,000-[税別] / \33,600-[税込] --在庫限りセット特別価格:\22,000-[税別] / \23,100-[税込] --JANコード: 456212143 267 3
・「MRS60ポート(操作磁石リング無し)」 --通常価格 :\20,000-[税別] / \21,000-[税込] --在庫限りセット特別価格:\10,000-[税別] / \10,500-[税込] --JANコード: 456212143 268 0
■ 関連情報 ■
● イノン公式ホームページ内製品情報ページ
・「イノンポート」 http://www.inon.co.jp/productshousing/inonport/top.html
・「水中マイクロセミ魚眼リレーレンズ UFL-MR130 EFS60」 http://www.inon.co.jp/products/housing/inonport/uflmr130_efs60.html
● イノン公式ブログ『プロジェクトイノン〜本物への挑戦〜』関連記事 【外部サイトへのリンクとなります】
・「キヤノンEOS60Dハウジング進行中」 http://inon.blog94.fc2.com/blog-category-14.html
以上、どうぞ宜しくお願いいたします。
2011年9月22日
有限会社イノン
|