投稿時間:14/09/22(Mon) 19:09
タイトル:GoPro® HERO3/3+対応製品を発売します
● GoPro® は、サブカメラからメインカメラへ〜 ●
GoPro®社のウェアラブルカメラ『HERO3』『HERO3+』用純正ダイブハウジング(60m/197フィート防水) (*HERO3+は別売オプション)に対応する、【ケージ】、【セミフィッシュアイコンバージョンレンズ】、 【ワイド系クローズアップレンズ】の3製品を『2014年9月25日(木)』に発売いたします。
・「SDマウントケージHERO3/3+」(*1)(*2) --2014年9月25日(木)発売 --\16,000-[税別] / \17,280-[税込] --JANコード:456212143 774 6
・水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ「UFL-G140 SD」(*3)(*5) --2014年9月25日(木)発売 --\39,000-[税別] / \42,120-[税込] --JANコード:456212143 773 9
・水中ワイドクローズアップレンズ「UCL-G165 SD」(*4)(*5) --2014年9月25日(木)発売 --\23,000-[税別] / \24,840-[税込] --JANコード:456212143 772 2
(*1)本ケージに収納可能なハウジングは、純正“ダイブハウジング(60m/197フィート防水)”です。 新型“HERO3プラス”に付属の“スタンダードハウジング(40m/131フィート防水)”は対応しませんので、 別途ご用意下さい。(旧型“HERO3”には、“ダイブハウジング”が標準で付属します) (*2)陸上にてご使用の場合には、アタッチメントレンズを使用しない状態であっても、 主に広角モードで得られる画像がケラレます(水中使用時のケラレはありません)。 陸上では、視野(FOV)設定を「超広角(WIDE)」以外に設定するか、マウントケージからハウジジングを取り外して ご使用下さい。 (*3)本レンズは水中専用設計のレンズです。陸上での使用は想定されていませんのでご留意下さい。 (陸上では遠方の被写体にピントが合わず、また見かけ上の画角も狭くなります) (*4)本レンズは水中専用設計のレンズです。陸上での使用は想定されていませんのでご留意下さい。 (陸上ではカメラの視野設定(FOV)がWIDEモード時、ケラレが生じます) (*5)本レンズは、「HERO3+ Black Edition」の“SuperViewモード”には対応していません。 SuperViewモードはカメラ内部で疑似的なデフォルメを付与する(歪曲補正)機能であり、画角自体は広がりません。 この状態でアタッチメントレンズを装着すると収差がより助長されます。 本レンズを装着の際は、SuperViewモードは使用しないで下さい。
「SDマウントケージHERO3/3+」製品画像
「SDマウントケージHERO3/3+」、HERO3/3+、ダイブハウジング収納例 (画像左) 「SDマウントケージHERO3/3+」 (画像右)
「UFL-G140 SD」製品画像 (画像左) 「SDマウントケージHERO3/3+」装着例 (画像右)
「UCL-G165 SD」製品画像 (画像左) 「SDマウントケージHERO3/3+」装着例 (画像右)
● 開発の背景 ●
米国GoPro®社の「HERO3」「HERO3+」は、超小型/高画質なビデオカメラであって、 豊富なアクセサリーや手軽な編集ソフト「GoPro®スタジオ」と相まって、 ウェアラブルカメラでは圧倒的なマーケットシェアを誇っています。 但しこれを水中に持ち込むと、水の屈折率の影響等で、画角が極端に狭くなってしまいます。 またHEROシリーズはパンフォーカスレンズ(固定焦点)なので、近接撮影(理論上約60cm)ではピンボケし、 水中で多用するマクロ撮影は全く出来ませんでした。 これを打破すべく、陸上使用時に近い画角を得る水中着脱可能なセミフィッシュアイレンズ、 画角を僅かに広げて被写界深度を稼いだ水中着脱可能なワイド系のクローズアップレンズ、 これらレンズやアーム類を取り付け可能とする基幹のケージを発売する運びとなりました。 本製品は、GoPro®のコンパクト性を利用し、今までのカメラシステムを凌駕する携帯性を実現しています。 また、カメラがパンフォーカスレンズなので、水中でマスク越にピント合わせに注力する必要から解放され、 構図のみに集中する事が出来るので、従来の撮影感覚とは異なる取り組みが可能です。 撮影後は「GoPro®スタジオ」を使って、編集する楽しみを、GoPro®を手にした誰もが気軽に楽しめます。
● 各製品の特長 ●
■SDマウントケージHERO3/3+■
・アタッチメントレンズ取り付け部規格には、バヨネット方式のイノンSDマウントを装備。 GoPro®等 ウェアラブルカメラ専用設計の、イノン水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ「UFL-G140 SD」(*7)、 及び水中ワイドクローズアップレンズ「UCL-G165 SD」(*7)が、ワンタッチで簡単/確実に着脱可能です。 勿論、アタッチメントレンズを取り外した状態でのご使用も可能です(*6)。 ・本ケージの上面と底部に、弊社「ダイレクトベースIII」「Zジョイント」「ZアダプターMV」が取り付け可能。 ・GoPro®規格のオスアダプターが付属しており、本ケージの上面または底部に取り付け出来るので、 すでにお持ちのパーツ類を無駄なく使用出来ます。 ・本ケージ底部に、弊社「グリップベースD4」の他、「Dホルダー」も直接左右に取り付け可能。 安価な「Dホルダー」を、握り角度を変えて取り付け出来ます。 ・本ケージ底部に、カメラ三脚ネジ穴(1/4インチ)があるので、一脚や三脚を使っての撮影も可能です。(*8) ・アルミブロックから削り出した強固な造りで、純正ハウジングを保護します。 ・LCDバックパック、バッテリーバックパックにも対応。(*9)
『SDマウントケージHERO3/3+』主な仕様(*10) -寸法(突起部を含まず): 88.5mm(幅)×79.9mm(高さ)×51.3mm(奥行) -重量: 207g(陸上) / 128g(水中) -本体材質 / 表面処理: 耐蝕アルミ合金 / 硬質黒アルマイト、POM 等
(*6)陸上にてご使用の場合には、アタッチメントレンズを使用しない状態であっても、主に広角モードで 得られる画像がケラレます(水中使用時のケラレはありません)。 陸上では、視野(FOV)設定を「超広角(WIDE)」以外に設定するか、マウントケージからハウジジングを 取り外してご使用下さい。 (*7)「UFL-G140 SD」と「UCL-G165 SD」は、水中専用設計です。陸上では使用出来ません。 (*8)本製品底部の形状上、雲台の座面形状によっては、取り付け出来ないものがあります。 雲台を取り付ける場合は、事前に取り付け可能か、ご確認をお願いします。 (*9)電池残量は減少しますが、録画映像を確認可能な、LCDバックパック(別売オプション)の使用をお勧めします。 またLCDバックパック使用の際は、予備バッテリーを用意し、ダイビング「1本毎」にバッテリー交換する事を お勧めします。 (*10)性能、価格等、予告なしに変更する場合があります。予めご了承下さい。
前面 / 背面 / 底部
「ダイレクトベースIII」/「 Zジョイント」/「ZアダプターMV」/「オスアダプター(1ヶのみ付属)」装着例
三脚(市販品)装着例
バックパックなし / LCDバックパック付き / 底部
■水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズUFL-G140 SD■
・HERO3/HERO3+ Black Editionの最大画角は、弊社実測で「陸上約151°(*11)」。 純正ダイブハウジングに入れて水中に持ち込むと、水の屈折率の影響等で「水中約94°(*11)」へ画角が狭くなります。 本レンズを装着する事で、超広角140°のセミフィッシュアイ撮影が可能です。 陸上使用時に近い迫力ある水中撮影を手軽に楽しめます。 ・HERO3/HERO3+ Black Editionの陸上での被写界深度は、カメラレンズの焦点距離/明るさ/CCD画素ピッチより、 理論上「約60cm〜∞」です。 本レンズを装着する事により、水中でHERO3は「10cm〜∞(*12)」、HERO3+では「4cm〜∞(*12)」へ被写界深度が 拡大されるので、デフォルメを活かした超近接撮影が可能です。(その他Editionは未検証) ・カメラの視野設定(FOV)がWIDEモードでも、ケラレは生じません。(HERO3+ Black Editionの“SuperViewモード”は非対応) ・取り付け部規格にバヨネットマウントの、イノンSDマウントを採用。水中に於いてもワンタッチでレンズ着脱が可能です。 ・光学系は、レンズ4群4枚構成。レンズ後群に高屈折率ガラスレンズを採用する事により、パフォーマンスに対して 極限まで製品サイズを小型化しています。 ・前面アクリルドーム内側には5層マルチコートを施しているので、価格を抑えつつ、ガラスドームに引けを取らない 描写性能を発揮します。 ・海外でポピュラーな、M55スクリューマウントも発売予定。
『UFL-G140 SD』主な仕様(*10) -寸法(花形フードを含む): φ93.4mm×41.8mm -重量(花形フードを含む): 300g(陸上) / 153g(水中) -マウント規格: イノンSDマウント -実用耐水深: 60m -本体材質 / 表面処理: 耐蝕アルミ合金 / 硬質黒アルマイト、PC 等 -硝材 / 表面処理: 光学ガラス / 両面コーティング 光学プラスチック / 両面ハードコート / 内面マルチコート -被写界深度(*13): 10cm〜∞(HERO3 Black Edition) 4cm〜∞ (HERO3+ Black Edition) -レンズ構成: 4群4枚 -最大入射画角(*14): 140.0°(水中専用)
(*11)弊社内で実測した陸上画角、及び陸上画角から算出した水中画角です。 GoPro®社が公表しているものではありません。 また下位モデル“Silver Edition”の最大画角は、弊社実測「陸上約142°」で“Black Edition”より狭角の為、 本レンズを装着した場合、水中最大画角は140°を下回ります。(White Editionは未検証) (*12)弊社内で実測した“レンズ最前面からの”被写界深度です。HEROシリーズはカメラの被写界深度を公表していない為、 本レンズ理論上の被写界深度を算出する事は不可能となります。 (*13)「Black Edition」での水中実測距離。水中目測距離は、表中の値÷1.33となります。他のEditionは未検証。 (*14)実際に撮影を行う事が可能な画角(実視野)は、カメラの撮影モードにより異なります。
■水中ワイドクローズアップレンズUCL-G165 SD■
・GoPro®はピント合わせの必要が無い“パンフォーカスカメラ”の為、理論上は約60cm以内ではピントが合わず、 水中でのマクロ撮影は全く出来ませんでした。本レンズを装着する事により、水中でHERO3は「7cm〜∞(*15)」、 HERO3+では「5cm〜35cm(*15)」へ最短撮影距離が短縮されるので、高倍率/近接撮影が可能となります。 ・HERO3/HERO3+ Black Editionの最大画角は、弊社実測で「陸上約151°(*16)」。 純正ダイブハウジングに入れて水中に持ち込むと、水の屈折率の影響等で「水中約94°(*16)」へ画角が狭くなります。 本レンズは「水中110°」へ画角を僅かに広げる事によって、より被写界深度を大きく取った、 ワイド系のクローズアップレンズです。 通常のクローズアップレンズでは得られない、被写界深度の深い(ピンボケの失敗が少ない)マクロ撮影が可能です。 ・カメラの視野設定(FOV)がWIDEモードでも、ケラレは生じません。(HERO3+ Black Editionの“SuperViewモード”は非対応) ・取り付け部規格にバヨネットマウントの、イノンSDマウントを採用。水中に於いてもワンタッチでレンズ着脱が可能です。 ・光学系は、ガラスレンズ2群2枚構成。レンズ2枚ともに高屈折率ガラスレンズを採用する事により、 パフォーマンスに対して極限まで製品サイズを小型化しています。 ・レンズ2枚の4面、全てに減反射コートを施しているので、ゴースト/フレアを抑えつつ、マスターレンズの性能を引き出します。 ・海外でポピュラーな、M55スクリューマウントも発売予定。
『UCL-G165 SD』主な仕様(*10) -寸法: φ77mm×25.2mm -重量: 200g(陸上) / 121g(水中) -マウント規格: イノンSDマウント -実用耐水深: 60m -本体材質 / 表面処理: 耐蝕アルミ合金 / 硬質黒アルマイト、PC 等 -硝材 / 表面処理: 光学ガラス / 両面コーティング -被写界深度(*17): 7cm〜∞ (HERO3 Black Edition) 5cm〜35cm(HERO3+ Black Edition) -レンズ構成: 2群2枚 -焦点距離(*18): 165mm(水中専用)
(*15)弊社内で実測した“レンズ最前面からの”被写界深度です。HEROシリーズはカメラの被写界深度を公表していない為、 本レンズ理論上の被写界深度を算出する事は不可能となります。 (*16)弊社内で実測した陸上画角、及び陸上画角から算出した水中画角です。GoPro®社が公表しているものではありません。 また下位モデル“Silver Edition”の最大画角は、弊社実測「陸上約142°」で“Black Edition”より狭角の為、 本レンズを装着した場合、水中最大画角は110°を下回ります。(White Editionは未検証) (*17)「Black Edition」での水中実測距離。水中目測距離は、表中の値÷1.33となります。他のEditionは未検証。 (*18)UCL-G165 SD単体の焦点距離。マスターレンズとの合成焦点距離を示すものではありません。
● 組み合わせ構成例 ●
・ GoPro®社「HERO3/HERO3+」、純正ダイブハウジング ・「SDマウントケージHERO3/3+」 ・「UCL-G165 SD」 ・「Dホルダー」 ・「ダイレクトアームYS-MVセット」 ・「シングルライトホルダー・LE」 ・「LE700-W」
・ GoPro®社「HERO3/HERO3+」、純正ダイブハウジング ・「SDマウントケージHERO3/3+」 ・「UFL-G140 SD」 ・「ダイレクトベースIII」 ・「マルチボールアームSボディ」 ・「クランプIII」×3 ・「YSアダプターMV」×2 ・「シングルライトホルダー・LE」×2 ・「LE700-W」×2
・ GoPro®社「HERO3/HERO3+」、純正ダイブハウジング ・「SDマウントケージHERO3/3+」 ・「UFL-G140 SD」 ・「Dホルダー」×2 ・「ダイレクトアームYS-MVセット」×2 ・「シングルライトホルダー・LF」×2 ・「LF1100-W」×2(*後日発売予定)
・ GoPro®社「HERO3/HERO3+」、純正ダイブハウジング ・「SDマウントケージHERO3/3+」 ・「UFL-G140 SD」 ・「オスアダプター(付属品)」 ・ GoPro®社「3-Way」
・ GoPro®社「HERO3/HERO3+」、純正ダイブハウジング ・「SDマウントケージHERO3/3+」 ・「UCL-G165 SD」 ・「ダイレクトベースIII」 ・「クランプIII」×2 ・「マルチボールアームXLボディ」 ・「スティックアームSボディ」 ・「スティックアームフロートS」
・ GoPro®社「HERO3/HERO3+」、純正ダイブハウジング ・「SDマウントケージHERO3/3+」 ・「UCL-G165 SD」 ・「グリップベースD4」 ・「Dホルダー」 ・「ダイレクトアームYS-MVセット」×3 ・「シングルライトホルダー・LE」×2 ・「LE700-W」×2 ・「シングルライトホルダー・LF」 ・「LF1100-W」(*後日発売予定)
・ GoPro®社「HERO3/HERO3+」×2、純正ダイブハウジング×2 ・「SDマウントケージHERO3/3+」×2 ・「オスアダプター(付属品)」×2 ・ GoPro®社「トライポッドアダプター」×2 ・「UFL-G140 SD」 ・「UCL-G165 SD」 ・「ホルダーIIグリップセット」 ・「マルチダイレクトベースIIa」 ・「マルチダイレクトベースII・ロング」 ・「スティックアームXSボディ」×2 ・「クランプIII」×4 ・「YSアダプターMV」×2 ・「シングルライトホルダー・LF」×2 ・「LF1100-W」×2(*後日発売予定)
● サンプル動画 ●
「UFL-G140 SD」「UCL-G165 SD」両レンズ使用
「UFL-G140 SD」レンズあり/なし、比較動画
「UCL-G165 SD」レンズあり/なし、比較動画
● 「UFL-G140」を利用した、水中360°パノラマビデオ ●
シーピックスジャパン(株)の広瀬睦カメラマンによる、「UFL-G140」を利用した水中360°パノラマビデオです。 GoPro® 6台を“リグ”と呼ばれるマウント6面に装着し、「UFL-G140」を使って撮影しています。 (撮影後、360°パノラマビデオ作成用の専用ソフトを使用して、カメラ6台の撮影画像を繋ぎ合わせた動画です)
今まではGoPro®をリグに装着して水中に持ち込んでも画角が狭くなってしまう為、各カメラ画像をステッチしても 繋ぎ目が不自然でしたが、「UFL-G140」を使用する事で、自然なパノラマ動画になっています。 画面上でマウスをドラッグすると、好きな方向を見ることが出来ます。
■360° Panorama Video■ (外部サイトへのリンクとなります) http://e-photography.co.jp/360panoramavideo/201408/underwater/underwater1.html
*「GoPro」「HERO」はアメリカ合衆国GoPro Inc.の商標または登録商標です。
以上、どうぞ宜しくお願い致します。
2014年9月22日
有限会社イノン
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