投稿時間:09/09/19(Sat) 01:06
タイトル:水中マイクロセミ魚眼レンズ『UFL-MR130 EFS60』の発売について
口径の大きい通常のフィッシュアイレンズでは困難な、 背景と共に、小さな被写体を画面いっぱいに写し込むフィッシュアイマクロ撮影が可能で、 さらに、繊細な生物への接近に適した長い製品長を兼ね備えた、 超広角/極小セミ魚眼コンバージョンレンズを『2009年9月25日(金)』に発売いたします。
・「水中マイクロセミ魚眼リレーレンズ『UFL-MR130 EFS60』」(*6) --2009年9月25日(金)発売 --\89,000-[税別] / \93,450-[税込] --JANコード:456212143 539 1
「水中マイクロセミ魚眼リレーレンズ『UFL-MR130 EFS60』」
「水中マイクロセミ魚眼リレーレンズ『UFL-MR130 EFS60」、 キヤノン「EF-S60mm F2.8マクロUSM」/「MRS60ポートII」+「X-2 for EOS50D/40D 45VF」装着例
■ 製品の主な特徴 ■
●小さな被写体も画面いっぱいにフィッシュアイマクロ撮影可能 APS-Cカメラシステム用の超広角(水中画角130.172°)コンバージョンレンズでありながら、 対物側レンズ径がφ24mmと極めて小さく、さらにレンズ前0cmからピント合わせができるので、 口径の大きな通常のフィッシュアイレンズでは困難な、 小さな生物を画面いっぱいに写し込み、同時に背景の水中景観も撮るといったことが可能。 広い画角と深い被写界深度、高い接写能力で、 従来のフィッシュアイ撮影とも、マクロ撮影とも異なる、特異な映像表現をお楽しみください。
●長く細く伸びた製品形状によって、繊細な生物への接近が容易 光線を中継(リレー)するレンズ系を内蔵することで、約312mmにまで製品全長を延長しています。 小さな口径と相まって、普段は逃げてしまう神経質な生物にも、より接近しての撮影が可能です。
●高画質、キヤノン「EF-S60mm F2.8マクロUSM」専用設計 キヤノン「EF-S60mm F2.8マクロUSM」レンズ / イノン「X-2」ハウジングシステム専用に一から新規設計を行うことで、 各収差を良好に抑え、水中撮影用途の超広角/極小セミ魚眼コンバージョンレンズとして抜群の性能を誇ります。 11群14枚のレンズ構成中、空気に触れるすべてのレンズ面に減反射マルチコートを行うことはもちろん、 鏡筒内面への無反射塗装などで、迷光などを最小限に抑えています。
□専用ポート「MRS60ポートII」にねじ込むだけの簡単セッティング 「UFL-MR130 EFS60」は、MRS60ポートIIの前面にねじ込むだけでセットが完了。面倒な位置合わせなどは必要ありません。 また、ポートとの防水にはダブルオーリングを採用。浸水のリスクを最小限にしています。
□別売オプションで、専用ポートアームを用意 専用のストロボ/LEDライトアーム「ポートアーム for UFL-MR130 EFS60」を10月にリリース予定(*1)。 「UFL-MR130 EFS60」に最大3個取り付け可能で、フォーカスライトやストロボを、コンパクトにセット出来ます。
(*1) 発売予定製品。詳細は下記リンクをご参照ください。
・【ニュース発表】“ポートアーム”製品2種の発売について http://www.inon.co.jp/cgis/news/wforum.cgi?no=251&reno=no&oya=251&mode=msg_view&page=0
■ 『UFL-MR130 EFS60』システム構成例 ■
[1灯構成例]
・「X-2 for EOS50D/40D」 + 「MRS60ポートII」 ・「UFL-MR130 EFS60」 + 「ポートアーム for UFL-MR130 EFS60」(*1)
・「Zアダプター」 ×2 ・「クランプ」 ・「S-2000」 + 「L型光Dケーブル」
・「シングライトホルダー・LE」 ・「LE250」
[2灯構成例]
・「X-2 for EOS50D/40D」 + 「MRS60ポートII」 ・「ポートアーム for MRS」(*1) ・「アームSセットYS」 ・「シングルライトホルダー・LE」 ・「LE250」
・「UFL-MR130 EFS60」 + 「ポートアーム for UFL-MR130 EFS60」(*1) ・「Zアダプター」 ×4 ・「クランプ」 ×2 ・「S-2000」 ×2 ・「L型光Dケーブル」 ×2
■ 『UFL-MR130 EFS60』ご購入にあたっての注意事項 ■
本製品は、通常のレンズとは異なる撮影手法が必要となり、撮影可能な被写体が限られる、特殊なコンバージョンレンズです。 下記注意事項を事前に充分ご理解の上、ご購入くださいます様、お願い申し上げます。
●本製品の取り付けには、専用の弊社ハウジングポート「MRS60ポートII」が必要となります。 本製品の開発にあたり、弊社ハウジング「X-2」を含め、それぞれのレンズ間距離や中心を、厳密に管理しています。 カメラマウント面と本製品との距離が弊社規格ではない、または中心がズレている、他社製ハウジングでは使用出来ません。 本製品は、「X-2」ハウジング専用のコンバージョンレンズとなります。
●本製品の光学的な特性上、S-TTLオート調光は効きません(オーバーになる)。 外部ストロボをご使用の際は、ストロボ自身が調光を行う“外部オート調光”、または“マニュアル発光”をご使用ください。
●レンズ前0cmからピント合わせが可能という、本製品の光学的な特性上、カメラの絞りを絞って撮影する必要があります。 (推奨絞り:F13〜F32) 露出不足の場合にはISO感度を上げ、これを補ってください。 絞りを開放側にすると、周辺収差が顕著に現れます。
●セミ魚眼コンバージョンレンズであっても、レンズ直前での被写界深度はかなり浅くなり、 カメラレンズのAF(オートフォーカス)は、事実上使えません。 MRS60ポートII対応の磁石ギア「磁石リング60セット」をレンズに装着し、MF(マニュアルフォーカス)でピント合わせを行ってください。
●上述の通り、レンズ直前でのかなり浅い被写界深度下で、MF(マニュアルフォーカス)にてピント合わせを行うこととなりますので、 ピントの合わせ易さの観点から、「X-2」ハウジングのファインダーには、 カメラのファインダー像をそのままの大きさで見ることができる「45°ビューファインダー for X-2」、 または「ストレートビューファインダー for X-2」いずれかのご使用をお勧めします。
■ 『UFL-MR130 EFS60』撮影例 ■
--被写体/撮影距離:アナハゼ(全長約10cm)/1cm前後 --撮影機材: キヤノン EF-S60mm F2.8マクロUSM/EOS30D、イノン X-2 for EOS30D、 UFL-MR130 EFS60/MRS60ポートII、S-2000×2灯(マニュアル発光) --撮影パラメータ: 1/60、F16、ISO800、WBオート --撮影者/撮影地: 鳥居深志@INON/大瀬崎湾内
--被写体/撮影距離:アナハゼ(全長約10cm)/1cm前後 --撮影機材: キヤノン EF-S60mm F2.8マクロUSM/EOS30D、イノン X-2 for EOS30D、 UFL-MR130 EFS60/MRS60ポートII、S-2000×2灯(マニュアル発光) --撮影パラメータ: 1/60、F16、ISO1000、WBオート --撮影者/撮影地: 鳥居深志@INON/大瀬崎湾内
■ 製品関連ページ ■
●イノン公式ホームページ内製品情報ページ
・「水中マイクロセミ魚眼リレーレンズ『UFL-MR130 EFS60』」 http://www.inon.co.jp/products/housing/inonport/uflmr130_efs60.html
・「デジタル一眼レフカメラハウジング『X-2 for 50D/40D』」 http://www.inon.co.jp/products/housing/x2_eos50d40d/top.html
・「MRS60ポートII」 http://www.inon.co.jp/products/housing/inonport/port.html#mrs60port2
・【ニュース発表】“ポートアーム”製品2種の発売について http://www.inon.co.jp/cgis/news/wforum.cgi?no=251&reno=no&oya=251&mode=msg_view&page=0
●イノン公式ブログ『プロジェクトイノン〜本物への挑戦〜』関連記事 【外部サイトへのリンクとなります】
・『リレー系極小セミ魚眼レンズ』開発中 http://inon.blog94.fc2.com/blog-category-10.html
以上、どうぞ宜しくお願い致します。
2009年9月19日
有限会社イノン
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